こんにちは。占い師の魅來です^^
以前書かせていただいた記事では、ウェイト版では正位置・逆位置があるけれど
トート版ではそのような概念がないとご紹介しました。
今回は、それ以外の両者の占い方の違いなどを3つご紹介したいと思います。
1.念の込め方
あくまで私のやり方で、占いをされる方によって違うかと思います。
ウェイト版を使用するときは、デッキに手をかざして占いたい内容を念じてから
とにかくカードに集中と雑念を払う為に
シャッフルするときは頭の中が真っ白一色になるまで行います。
トート版は、何らかの力をカードに込めます。
片手にデッキ全てを乗せて、反対の手を高く挙げます。
そして、自分の信じている神様や何らかの力が挙げた手に集まるイメージをします。
その力がカードに降り注ぐイメージが出来たらOKです。
私は無信仰なので、【大自然の力】が集まるイメージで行っています。
新潟は山が多いですので、森の木々の力が集まるイメージですね。
挙げた手が温かくなるので、本当に集まっていることが実感できます。実に不思議です。
2.シャッフルの仕方
これも占いをする方によって違うかもしれません。
私はウェイト版を勉強した時、決してカードをトランプのように切ってはいけないと
本で読んでから、カードを切ったことがありません。
いつもテーブルにカードを撒いて、時計回りにカードをシャッフルします。
時計回りは”未来”を意味しており、未来を占うのに最適だからです。
トート版を学んでいると、シャッフルに特にこだわりはないようです。
トート版タロットを作ったクロウリーの『トートの書』にもただ”シャッフルする”としか書いていない為、普通にトランプを切るようにしてもいいし、テーブルに撒いて
シャッフルしても良いです。
私は手が小さいので、トランプのように切ることが出来なく、結局ウェイト版と同じようにシャッフルしています。
3.スプレッドの仕方
ウェイト版では、私が最も使っている”ケルト十字法”の他、”ヘキサグラム法”や”ニュースター法”など『こうするとどうなるか』『YESかNOか』などを占うのに最適な展開方があります。
展開の仕方は比較的簡単です。
トート版の場合、4枚のカード展開のフォーカードやフィフティーンカード、最難関と言われているクロウリー・スプレッドなどがあります。
カードの持つエレメントの相性によって、過去・現在・未来・最終結果を読み解いていきます。
クロウリースプレッドについては、指南書である『トートの書』でもきちんとした解説がなされていなく、しかも展開方法が大変難しい為、どんなに慣れた占い師の方でも
解読に何時間もかかるのだそうです。
私は現在は、フォーカード・スプレッドをメインに行っています。
カードのデザインも、ウェイト版はキレイな絵柄やかわいらしい絵柄の物が多いのですが、トート版は魔力を高めるために魔術の記号が書き込まれていたり、少し怖い絵柄のカードもあります。
また、ここもトートタロットの魅力でもあるかと思いますが^^